50001
環境マネジメントを包括するエネルギー使用に関して、方針・目的・目標を設定し、計画を立て、手順を決めて管理する活動を体系的に実施できるようにした仕組み(これを組織のエネルギーマネジメントシステム(EnMSと略)とよぶ)を確立する際に必要な要求事項を定めた規格です。
規格はエネルギー効率などのパフォーマンスをシステム全体として改善することを目的とし、エネルギーコストの削減、温室効果ガスの排出量削減につながることを意図したものです。
また、本規格は、ISOにおいて米国、中国等エネルギー消費大国の積極的参画のもと検討が進められ発行に至ったものであり、今後世界標準としてひろく各国で活用されていくことが見込まれます。